ブルーギルの飼い方は、以前は観賞、愛玩用でも可能でした。
しかし、放流により在来種を駆逐するという深刻な問題が発生したことから、
2006年6月に公布された「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に
関する法律(通称名:外来生物法)」によりブルーギルの飼い方に制限が加えられることとなり、
今では一般家庭での飼育は禁止されています。
なお、学術的な研究や教育、展示、生業の維持等の目的で飼育を行う場合は、
主務大臣の許可を得ることで飼養等が可能です。
許可手続きは、各都道府県を管轄する環境事務所で所定の手順により行います。
手続き方法や申請例は、環境庁の「外来生物法」のサイトに詳しく紹介されています。
ブルーギルの飼い方で注意すべき点は、雑食で旺盛な食欲なので
他の魚と同じ水槽で飼うとこれらをすべて食い尽くしてしまうということです。
このため飼育には専用の水槽を用意しましょう。
成長すると20センチほどになり活発に動き回るため、最低でも90センチの水槽が必要です。
水温や水質はどのような環境にも対応できる能力がありますから、神経質になる必要はありません。
濾過器とエアレーションさえあれば十分です。
水温は5†30度と幅広い範囲で適応できますが、活発に動き回る水温は、
概ね16†30℃といわれていますので、冬眠させない場合にはこの温度を保つと良いでしょう。
ブルーギルは自分の体調の1/2以下の動き回るものを捕食する習性があり、
自然界ではプランクトンや昆虫、他の魚の卵や稚魚を食べて生きています。
屋外で飼育する場合は自然発生するプランクトンや水生生物を捕食するので問題ありませんが、
屋内飼育の場合は人の手によってエサを与える必要があります。
ブルーギルは毎年7†8月頃に砂利底にすり鉢状の穴を作って卵を産み、数日で稚魚が孵ります。
稚魚はあっという間に食べられてしまいますから素早く別の水槽に移すなどの対策を行うようにしましょう。
特定外来生物の防除[外来生物法]
環境庁の「外来生物法」の公式サイトはこちらから。
ブルーギル
淡水魚好きの管理人が書くブルーギルの飼育と繁殖情報。
カテゴリ:飼育方法・飼い方特集