原因と治療法特発性過眠症の治療

認知度がもっとも低い睡眠障害・特発性過眠症の特徴や治療法など。

特発性過眠症って?

日中、どうしようもなく眠気に襲われてしまうのが特発性過眠症です。
ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群あるいは反復性過眠症など、 日中の眠気をもたらす睡眠障害にはいくつかの種類がありますが、 そんな中でももっとも厄介で、しかも認知度が低いもののひとつが特発性過眠症です。

病気の特徴とは?

この症状の最大の特徴は2点。 日中に眠気に襲われてしまうこと。
しかも1時間以上という長い時間目覚めないケースがほとんどです。
それからもうひとつ、25歳未満で発症するケースが多くを占めていること。
これらの原因は残念ながらまだよくわかっていないというのが現状です。

ほかには夜間の睡眠が10時間程度に及ぶ長いものになったり、 長時間眠ってもすっきりせずに眠気が続くといった症状もつきまといます。
これらの症状は少しずつ起こるもので、かかってしまった場合は最低でも半年以上は続くことになります。

自覚症状と治療法って?

厄介なのは上に挙げた症状以外に自覚症状が伴わないこと。
睡眠時無呼吸症候群のように目に見えて判断できる基準がないため、 特発性過眠症と判断するのが難しいという難点があります。
また、自律神経症を伴うことも多いのもこの症状の厄介な点です。

有効な治療方法もまだ見出されておらず、他の睡眠障害では効果を発揮する精神賦活剤も特発性過眠症ではなかなか効果が見られません。
最近ではメタンフェタミンやモダフィニルなどに効果があると言われていますが、詳しいメカニズムはまだ解明されていません。
現時点では薬物による対処療法に頼っている状況です。

何歳の人がかかりやすいの?

25歳未満がかかりやすいこの突発性過眠症。
そのため社会人の場合には周囲から冷たい目で見られてしまうことも多くなっています。
この睡眠障害を専門的に扱っている医師はまだまだ少ないのも大きな問題ですが、 気になる場合には睡眠障害を取り扱っている病院の診察を受けてみることをお勧めします。

もっと詳しく知りたい

日本睡眠学会 - The Japanese Society of Sleep Research
睡眠の病気について研究する日本睡眠学会のホームページです。

眠気が強すぎる...もしかして心の病気かも
過眠症に関係する病気や予防の方法などを解説しています。

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