歩行に支障をきたす後十字靭帯損傷の原因、治療方法など。
後十字靭帯損傷って?
後十字靭帯損傷とは、膝の関節の動きを制限する十字靭帯のひとつ、
後十字靭帯が損傷をきたした状態のことを言います。
この症状に見舞われると下腿が後方にぐらつき、歩行に支障をきたすことになります。
運動障害はもちろんのこと、関節が不安定になったり、脱臼しているような感覚を覚えることになります。
また下腿や膝裏が腫れあがったり、痛みを感じるようになるのも特徴的な症状として挙げられます。
どんな原因があるの?
この症状の原因は膝への衝撃。
それによって後十字靭帯が損傷をうけて発症することになります。
交通事故で車のダッシュボードに衝突した際、あるいは転倒した際、
膝を地面に強打してしまった場合などに起こります。
後十字靭帯損傷の場合、膝に前方から衝撃が加わることで発症するのが特徴です。
発症した直後は膝をしっかりと固定することが重要な対処となります。
治療方法って?
治療は保存療法が一般的です。
ギブス・装具の装着のほか、筋力強化によって改善を目指していきます。
サポーターの装着だけでも十分な場合が多く、テーピングなどで保存する方法もあります。
しかし、時間が経過していくと膝の機能障害が大きくなっていき、
痛みが大きくなっていくという問題点もあります。
そのため、経過をよく観察し、症状をよく見極めたうえで治療方法を選択することになります。
原則として二度目に後十字靭帯損傷を起こした場合は手術での治療が推奨されるようです。
なお、手術の際には後十字靭帯再建術という手術が行われます。
気が付かないこともあるの?
症状が重くないことが多く、日常生活を送っていても気づかないケースもある後十字靭帯損傷。
スポーツをしている人でも支障をきたさない場合さえあります。
その意味では前十字靭帯損傷に比べて深刻な症状ではないといえるでしょう。
しかし剥離骨折が併発している場合もあるので、痛みが強い場合には専門家の診察を受けるよう心がけたいものです。
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「膝靭帯損傷」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる
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