妊娠時に起こる子宮頸管無力症の原因や対策方法の紹介など。
子宮頸管無力症とは?
内子宮口と外子宮口を結び、出産時には産道にもなる重要な役割を果たす子宮頸管。
妊娠時には胎児を支えるために閉じているこの管に異常が発症し、開いてしまうのが子宮頸管無力症です。
原因と自覚症状って?
原因はまだはっきりとわかっておらず、自覚症状もないのが最大の特徴となっています。
何の異常もなく日常生活を送っていた妊婦が妊娠中期に入ると急に発症するというケースが多く、大変厄介な症状となっています。
子宮頸管無力症が発症した場合、早期出産や流産のリスクを抱えることになります。
しかし、早めに発見することができれば適切な治療を行うことで正常な出産を行うことも可能です。
子宮頸管の長さや状態を定期健診でしっかりチェックしていれば自覚症状がなくても事前にリスクを把握することができるのです。
対策方法はあるの?
子宮頸管無力症の対策方法としては、子宮頸管縫縮術というものがあります。
これは文字通り子宮頸管を縛ることによって開くのを防ぐ方法です。
妊娠14週~16週くらいの間に発見できた場合に行う治療です。
縛る方法にはシロッカーテープというものを使って縛る「シロッカー法」、
シロッカー法よりも簡単に行うことができる「マクドナルド法」などがあります。
お医者さんに聞いたほうがいいの??
ただし、これらの対策方法は子宮頸管無力症であるとはっきり診断された場合にのみ行うことができるものです。
自覚症状がないことからもわかるように、はっきりとした診断を下すのが難しいのが子宮頸管無力症の特徴でもあります。
その点は医師とよく相談した上で判断する必要があります。
また、子宮頸管無力症は二度目、三度目の出産でも繰り返す傾向がありますから、二度目以降の出産時に適している方法とも言えます。
その詳しいメカニズムがまだよくわかっていない面もある子宮頸管無力症。
それだけに妊娠する側としては不安も大きいものですが、
せっかく授かった子を無事に出産するためにも、医師のアドバイスを受けながら
適切な対策をとっていくことが重要になってくるでしょう。
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